ガレの庭-エミール・ガレ展覧会 

宇都宮市の美術館には二,三ケ月に一回、足を運ぶ。
なんのことはない新たな企画展が始まると
招待券が届くからだ。

今回は「ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉」である。
はてガレとはと鑑賞ガイドをみてみると
この方がエミール・ガレかとわかった。十九世紀から二十世紀初に
活躍したフランスのガラス工芸家である。
ガラスの表面に絵を描いたり、立体的な装飾をした
ガラズの花瓶をみたことがある。
その技法を作り出した工芸家であった。
とくにそのモチーフになったものが花だったり、虫だったりする。

実家がガラスや陶器を売る店だったようだ。
日本の明治維新の頃、ドイツ留学から帰り実家の仕事を継いだ。
広大な庭に外来種を含め多くの植物を植え、花や虫の観察から
ガラス装飾の題材にしたのだ。
その繊細な表現や、虫の眼からみた世界を作品にした。

色の美しさ、形の神秘さ、様々な自然の成り立ちを自宅の
庭(ガレの庭)から、気ずきとり作品にした。
カマキリやトンボなど実に繊細に表現されている。
日本との関係も深い。
当時、フランスに留学していた農商務省官僚、高島得三と交流し
日本の植物や高島の専門、水墨画の知識を得たという。
ガラスのぼかしの技術はその水墨画の技法だともいわれる。

約三十七年間のガラスの研究、創作の末、五十八歳の生涯を閉じた。
デッサンも展示されていたが、じっくり観察している様子がよくわかる。
そんな観察眼を持ちたいものだ。











ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック