時計の修理

娘から妻とペアで時計をもらった。
今まで故障もなく動いていたのだが
突然、針の動きがギコチなくなり止まってしまった。

別の時計のバンドも切れそうで、ついでにみてもらった。
内部のサビがひどく、内部をそっくり交換になると言われた。
工賃含めると時計の購入金額以上になってしまうという。
直すことを諦め、記念品として残しておくことにした。
それにしても何でこんなに錆がでてしまうのか。
よくよく話を聞くと、汗や汚れをそのままにしておくと
錆がでる。時々、メンテナンスが必要だという。
使ったあと、汚れや水分を落とし乾いた布で拭く。
それだけでもかなり錆びを防げるという。
簡単そうだがやったことはない。

これまでたくさんの時計をダメにしては買い替えてきた。
記念品としてもらった時計もいくつもあったのだが、
今あるのは三個で、今日一個ダメになってしまった。
みんな短命だったな。
時計を外したら拭くだけでもやろう。

さて、時計のバンドだが、これは大体時計本体より交換周期は短い。
時計屋さんは、ステンレスは別だが、皮とか合成品は半年が限界。
確かに直接腕と接触するし、擦れるし、修理はないので
消耗品扱いで考えた方がよいという。
腕時計は例え安価でも貴重品で、一生ものと思っている方が間違い。
時間だけみるなら携帯があるし、腕時計がなくても気にならないが
常に腕につけて生活していたので、それがないと何となく物足りないのだ。

これからは、二ツの腕時計を使い分けていこう。
そして、「お客さんまたサビですよ」といわれたくないものだ。





面会できない特養

毎週一回、母の様子見に特養施設に出かける。
水をあまり飲まないので、代わりに飲むゼリーを
届けているのだ。

施設の入り口が混雑している。
受付しようとしたら、コロナウイルス感染防止の関係で
当面の間、家族の面会を禁止する張り紙があった。
不要不急でない限り外出を控える、様々なイベントが中止になった。
小中学校の休校になったところもある。
実際にコロナウイルスの感染が増えているところは不安だらけだろう。
我が地の近くでもクルーズ船から下船した方が感染したと聞いた。
その後、感染がでている報道はないのだが不安は残る。
そんな折、特養のような高齢者の施設の動きがないので
どうしたかと思っていた矢先、面会禁止の処置だった。

施設の外でのコロナ騒ぎ、入居者はわかっているのかな。
一週間に一回必ず顔を合わせても、しばらくこなかったという母。
職員さんがうまく話をしてくれるだろう。

突然、三月二日から全国小中校の休校の要請がでた。
教師の娘二人からパニックという知らせが入った。
早く終息の兆しが見えて、早く面会できることを願う。


海外旅行説明会

海外旅行の説明会があった。
地元開催があるときはできる限り参加することにしている。
尤も予約制なので必ず行けるとは限らないのだが。

当面の予定はないのだが、情報の仕入れ程度の目的だ。
幸い、イタリアと中欧の説明会への予約がとれた。
十時からがイタリア、十二時からが中欧だ。
イタリアも急速にコロナ感染がひろまり大変なことになっている。
コースによっては九月頃も満席がでていると人気だ。
終息状況により四月、五月は催行が危ぶまれるが、
今のところ特別な制限はないが、出かける予定の人は心配だろうな。

中欧ヨーロッパってどの範囲というのは、旅行会社によっても違う。
この旅行会社ではドイツを中心にした周辺オーストリア、チエコなど
五カ国としているようだ。中世ヨーロッパの遺産が数多く残る。
旅行費も比較的安くツアー人気が高まっているという。
スイスとオーストリアの境界にリフテンシュタインという小さな国がある。
先日、その至宝展をみてきた。
侯爵家の名前が国の名前になっているのは珍しい。
自然豊かで家族的な雰囲気が見え隠れする国のようだ。
この国を観光するコースはないかと尋ねると、あまりにも小さな国で
ツアーコースとしてはないという。
全国の至宝展では盛況と聞いた。
コースに組み入れないのはもったいない。

益々シニア層の旅行ブームが続いている。
シニアの興味を引くメニューが求められるが、旅行費用との
関係もあるようで、多くのコースを準備せざるをえないようだ。
年金暮らしで老後の資金も不安だが、非日常的な旅行を楽しむのは
別腹ということか。年寄はますます元気になるな。

この説明会、ご夫婦での参加がほとんどだ。
旅行の目的は様々だろうが、添乗員付きの旅だからこそ、
これほど楽なことはないのだろうな。












健康ポイント

健康維持や体力向上に様々なアプリがある。
我が町で企画する健康ポイントアプリを登録した。
特別なイベントに参加するとさらにボーナスがもらえる。

始まって二年目になるが、初めてその特別イベントに参加した。
自分が住む町で設定しているウオークラリーコースを回り
チエックポイントにつくと一点加算される。
完歩すると大体五点もらえる。通常はどんなに歩いても
九点が上限だから、このイベントの加点は大きい。

一回目は地元のコースに挑戦。土地勘もありすんなりと歩けた。
ただ、アプリの使い方に迷う。
味をしめて二回目は妻と一緒に居住区外のコースを見つけ
チャレンジした。二つ目のチエックポイントがおかしい。
私のスマホではポイント加算できたが、妻のスマホでは
ポイントが遠過ぎるとのメッセージ。
同じアプリを使い同じ場所にいるのに何でこの違いなのだ。
位置情報の感度の差なのか、スマホの違いなのかわからない。
その先もコース図とチエックポイントマップを見比べながら
歩くのだが、今いる場所がよくわからない。
行き過ぎたり戻ったりしながらを繰り返し、コースの完歩はできた。

あくまでもスマホに登録されたマップで歩くものだ。
幹線道路も歩くし、山道、たんぼ道、川沿いもあるくので
夢中になると歩きスマホと同じで危ないな。
公園などではポケモンGOをやる人が多く、あんまり人が多いと
その姿にも異様さを感じる。
健康ポイントは個人主体のアプリで、集団で楽しむものではないが
位置情報をもとにしたアプリに違いはない。

娘からじじばばがスマホを見ながら歩いている。
「ポケモンGOと同じだね」と言われしまった。
あと一ケ月で獲得したポイントの締め切りだ。
念願の五千点が取れるかな。









スーパーのペイペイ支払い

毎日、新聞の広告チラシは半端ない。
特に休日前とかポイントが二、五、十倍が付く日などの
お目当ての商品をさがしている。

食品の買い物はいつしか自分の役目になっている。
ポイント〇倍の日は現金で、以外は商品券を使う。
商品券はすでにポイント相当分がついて購入しているから
ポイントが付かないのだ。
〇倍ポイントが付く日は結構多いのでなかなか商品券が使えない。
いつものスーパーでスマホ決済ができることになり
試してみることにした。
すでにコンビニなどではぺイペイを使っている。
決済方法はバーコードとスキャン決済がある。
コンビニではほとんどがバーコード決済だが、このスーパー
では、レジにあるQRコードを読み取り、金額を入力すると
レジの方が金額を確かめて支払いする。
ところが、何度やってもスキャンできない、レジの方に確認したが
固まっている。その内、レジに何人ものお客さん並んでしまった。
体悪く、中断し現金払いにした。

家に帰ってから、スーパーでよく使っている妻に確かめたら
どうもスキャン決済のタッチをしなかったことにあった。
支払いをおすと、バーコード決済とスキャン決済の画面がでて
バーコードの方は明るく表示、スキャンは暗いので
バーコードを押す。何回やっても決済できない。
暗く点灯していない方のスキャンをタッチするというのだ。
すると自動的にカメラが作動しスキャンができる。
スキャンとわかっているのに、明るく点灯している方をタッチしてしまう。
よくみればわかるものだが、そういう判断ができなくなってきている。

翌日、お客さんがいない時を見計らい、再度、ペイペイでレジをした。
今度はうまくいった。
これからは、ポイントが付く日はペイペイで、付かない日は
商品券を使うことにした。
使いすぎないようチャージ方式をとっているので、
ペイペイに現金チャージの手間がかかる。

お陰でいつも膨らんでいる小銭入れが軽くなった気がするな。







パスポートの更新

パスポートの四回目の更新時期がきた。
更新後十年間、果たして海外に行く機会があるかどうか。
行けるよう元気でありたいと願う。

インターネットから、申請書をダウンロードして記入。
写真はスピード写真機で取得。何か色が変だけれど自分の顔だ。
妻ははきれいに写らないからと、専門店で撮影してもらった。
そんなに違いがないだろうけれど。
顔写真はいつでも若々しく写って欲しいと誰しもが願う。
あんまり若々しくきれいにみえたら、出入国で困るのでは。
でもパスポート用の写真は規格が厳しく、スピード写真機で撮るとき
は注意しないと使えない写真になってしまうのだ。
案の上、額がストロボの光で白く光っていることを言われ
撮り直しかと思ったら、認証には問題ないだろうとセーフだった。

更新料金は申請料が一万四千円、県証紙が二千円だ。
発行は十日後になる。
今年はコロナウイルスあり、オリンピックあり、
三番目の孫も生まれる、母の高齢など旅行に出かけるには
万全な環境にはないのだが‥。
昨年、念願のアメリカグランドサークルも回れたし、
一年間をあけてもいいかなとも思う。

とりあえず旅行の説明会には参加を申し込んだ。
国内外の行った先マップに色を塗りながら情報集めだけは
やっておこう。












雨水

二十四節気の雨水、春を望んでしまう。
川べりを歩くと、土手の湿り気を何となく感じる。
それでも、少し季節感にズレがあるようだ。

そもそも二十四節気は中国黄河流域でつくられたとも聞く。
黄河の気候風土とはズレがあるのは仕方がないが
日本の気候や農作業には通じるものがあるようだ。
土に湿り気がでて何となく草木の芽が膨らむ。
そういえば、ガクアジサイをバッサバッサ切ったはずが
茎の先端に蕾がでてきた。
花があまり咲かない我が家のハナミズキ心なしか、先端に白く
丸いものが目立つようになった。
今年はいっぱいの花が咲くだろう。
そんな期待が草木にみられるのも、雨水の時期かもしれない。

二十四節気をさらに三分割したのが七十二候で、日本的な気候に
したもので、まさに時候暦だ。
初候、次候、末候となり、雨が降り土が湿り、霞がでてたなびき
末候は草木萌動、草木の芽吹きだ。
そして、啓蟄、春分と続く。
コロナウイルスの市中感染の不安が広がる昨今だが
季節は着実に春に向かっている。

時候の力にあやかりウイルスを撃退したいものだ。







不要不急

コロナウイルスの感染があちこちで起きている。
市民生活でも不安が広がるがどうしようもない。
そんな時対処策として「不要不急」の言葉がでた。

台風や大雨などの災害の危険がせまるとよくでる言葉だ。
そんなに重要でない、急ぎでもなければ外出や集まりをさける
というものだ。‥といわれても。
注意喚起だろうが、それを声高らかに国が言うことか。
今回のコロナウイルスによる感染は、感染者数や感染経路ばかりが
過熱報道され、危ないから外にでるなと言わんばかりのように
聞こえてしまうのは自分だけだろうか。
見えない敵への備え、対処という点で防疫に難がでた。

自然災害は誰もが視覚でその脅威を感じることができる。
でもウイルスは目に見えないし、感染がわかっても症状が
出にくい人もいるようだ。
しかも、致死率からすると恐がることはないともいう。
マスク、手洗い、うがいの勧めが功を奏したのか、
インフルエンザにかかる人が激減しているらしい。
皮肉なものだ。

自分の周りでも旅行をやめた。
予定していたイベントへの参加を取りやめた。
友人との会うことを中止したなど、行動の自粛がみられる。
経済や働き方へも大きな変化がでている。
何よりも終息への道筋がみえて欲しいものだ。

日本のクルーズ船での隔離策に避難がでているようだ。
関係国の責任にせず、全世界的に対処して欲しいものだ。
不要不急と言われたら、全て閉じこもるしかないかな。









久保講堂のひな壇飾り

ひな巡りが各地で開催されている。
今回は車で三十分の真岡市にある久保講堂のひな段飾りをみた。
勿論、初めてでこのひな壇飾りのスケールが大きい。

久保講堂は小学校にあった講堂を移築したもので
登録国有形文化財に登録されている。
国や地方が指定する文化財だけでは、歴史的に文化的に価値ある
建造物が失われるということで、指定とは別に原簿に登録し
保存するためにつくられたという。
日本では約一万二千二百件ほどあるらしい。
大阪、兵庫、京都の西日本に多いが、我が栃木県でも約二百件を
超える建造物が登録されている。

その貴重な講堂に段飾りや吊るし雛が大集合しているのだ。
これまでの雛巡りでは、商店や民家の雛人形を特別に開放した祭りが
主体だったが、この真岡浪漫雛かざりは違った。
ひな壇のセットをいくつも重ねてピラミットのようにしている。
吊るし雛は名産のイチゴを形どったものや、特産木綿で作った
人形など地域の名産、特産を活用している。
場所も登録有形文化財の久保講堂、県指定有形文化財の岡部記念館
(金鈴荘)などの有名所に集結したのだ。

雛人形やひな壇など高価なものだった。そんな時代につくられたのが
吊るし雛という。親御さんや近所の人が願いをこめて、小さい手作り
人形を吊るし子供の成長を願ったようだ。
雛人形であれ吊るし雛であれ子を思うよき風習が残されている。

吊るし雛もまたいいものだ。
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モノクロ写真の魅力

東京都内で撮影したスナップの写真展があった。
「東京乱写」という写真展で、渡邉さんというカメラマンが
開催したものだ。

A3のモノクロ写真が百六十枚以上も展示されていた。
都内随所のスナップ写真で、建物や居合わせた人物の行動が
まさに「乱写」というべき切り取られている。
若者だけでなく行きかう人々の動きや表情がリアルだ。

久しくモノクロ写真展はみていなかった。
二十代前半、カメラを持った頃は、寮に暗室を作り
白黒写真の現像から印刷までやっていた時代があった。
今でもその頃の写真の一部が残っている。
なんといってもドキュメント写真はモノクロに限る。
カラーでは色彩トーンが豊富で、鮮やかさがあり目に映えるが
モノクロは白と黒だけだ。でも中間色をどう出すか。
真っ黒と真っ白の中間色の階層をどうだすか、おもしろかった記憶が残る。

写真展といえばカラー版で最近ではアクリルに転写するなどの作品が
多くでている。でも、この写真展飾ることなくA3用紙に印刷した
ものをダイレクトに並べている。

素朴で共感が持てた写真展だったな。
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玉じゃりにシクラメン

ミニシクラメンの鉢を買い、数年花を咲かせるのもいい。
それでも、枯らしてしまうこともある。
今年は四鉢どまりでいまだ花が咲かないものもある。

数年咲かせるには、みずやりや場所、温度も大切だと聞いた。
家の中で陽のあたる場所においても咲かない。
そんな折、数ケ月前からシクラメンの葉っぱを
郵便ポストの下の日陰で見つけた。何でこんなところにシクラメン。
枯れたシクラメンの土など捨てたこともないし、
球根も植えた記憶もないのだが。
咲き終わった後、種ができてその種が飛んだか落ちたのか。
そもそもシクラメンを種から育てるなどやったこともないし
種ができることさえも知らなかった。この程度の知識だ。
種から育てると喜びもひとしおというマニアもいるらしい。

おそらくこのシクラメンも種がこぼれたのかもしれない。
塀と間のわずかな玉石の中に咲くシクラメン。
誰にも構ってもらえず、知らないうちに花を咲かせる。
葉っぱをみつけてから数ケ月、まさか花が咲くとは
思ってもみなかった。シクラメンの生命力に脱帽だ。

さて、このシクラメン、このままにしておくか、
それとも球根を鉢植えに替えるか迷っている。
なんとも窮屈な場所で可哀そうで。
たまには暖かい陽を浴びさせてあげたいものだな。
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鹿沼の彫刻屋台と雛めぐり

これまでに何か所かの雛めぐりをした。
遠い所では九州の天領地日田のひな祭りかな。
伊豆の稲取りの吊るし雛も豪華だった。

地元でも数か所ひいきにしている雛巡りもあるが
今回は、鹿沼市の雛巡りをブラットとした。
鹿沼は彫刻屋台のぶっつけ祭りで有名だが、市内約六十箇所に
展示され今回は第十一回目になるという。
屋台会館に入館し、珍しい鉄製の雛飾りをみた。
普段みる雛人形と違い少し冷たい感じがするな。
それを観たさに入館したところ、お客は私ひとり、
案内ガイドがついて親切に説明してくれた。
続くお客様もいなかったせいか、彫刻屋台の裏事情や苦悩を
いっぱい話してくれた。
年金暮らしの傍らボランテイアで山車会館の案内をやっているという。
同年代層なのか、お客が私だけだったこともあるのか、
世間話をするがごとく詳しく説明してくれた。
それにしても、貴重な文化遺産、補修のための予算取り、
職人さんの後継者育成などなどお祭りの華やかさとは裏腹に
裏方さんの苦悩をたっぷり聞かせてもらった。
ますます町内住民が減少し補修など予算の負担にさえ
厳しいところがあるようだ。
ひな人形をみにきたのだが、彫刻屋台の裏事情をきくことになった。

全六十か所を回るにはしんどいので、適当にブラブラしながら
展示されている雛人形のいきさつを聞かせてもらった。
今年で十一回目になる鹿沼の雛巡り、この企画ができたおかげで
再び飾ることになったというお店の女主人。
子供が成長し段々と薄れていく記憶だが、飾ることで思い出が
蘇るのだろうか。
同時開催イベントに、ネズミの嫁入りもあったのだが、準備中。
ねずみ雛も気になった(写真)

私の家でも三年振りに飾った。
飾りものが剥がれたり、色褪せが目立つ。
今年、仕舞う時には少しでも補修してやろうかな。
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玉子焼きとヤキトリと団子

近くに大平山という紫陽花で有名な場所がある。
紫陽花が咲く頃はよく出かけている。
そこに名物三点セットがある。      

玉子焼きとヤキトリと団子だが、これまで食したのは団子だけだ。
どんな関係なのか。名物には何かいわれがあるものだ。
鶏に関係があるらしい。コケコッコーは早朝だが
夜鳴きする鶏がいた。不吉なことが起こると大平山神社に
奉納されたという。同じく奉納されたおさご(洗米)を食べ
大繁殖したそうだ。そして、参拝者に鶏が生んだ玉子で
玉子焼きとヤキトリを振る舞ったそうだ。
おさごは粉にひいて団子にし、三ツの名物ができたという。
(いずみ屋、大平山パンフレットより)

この時期、特にイベントはないのだが、大平山は五年前に
初孫のお宮参りでもきている。
元気に大きくなりましたとお礼を兼ね参拝し、近くの茶店に立ち寄る。

そして、玉子焼き、ヤキトリ、団子をセットで初めて食す。
ひなどり四十日のヤキトリは軟らかく少々高いが絶品だった。
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再興第一〇四回 院展

ことしも院展の巡回展にでかけた。
毎年でかけるのでさぞ日本画を趣味にでもと思うかも
しれないが、水彩画を時々やるくらいだ。

それで何が楽しいかというと題材もそうだが
絵をみながらタイトルとの関係に思いをはせるのだ。
作者の意を掴むということだ。
これが素人では難しい。風景写真をやるが、いつもタイトル付けに悩む。
とか、どのように描いたのかと近くにより観ることもあるが
日本画の技法知識は全くないのだ。
でも、毎年、院展を観る方が増えているような気がする。
それぞれ鑑賞の目的は違うのだろうが、あたりを見回すと
高齢の方々の来館者が圧倒的に多い。
美術鑑賞熱が高まりツアーアイテムに加わるなどの企画もあるのだ。

さて、作品の内容だが今年も同人の田渕俊夫さんの、
明日香を題材にした絵に引き込まれたな。
夕闇迫る空を背景に、木立に囲まれた集落、あぜ道だろうか
野焼きから上がる白い煙が風にたなびいている。
京とは違う古都飛鳥時代の面影が今も残るようだ。
題名は「明日香心象 橘寺夕陽」だ。
(写真:猫アリーナブログより)
前回は「明日香心象 寒月」の月明りに感動した。
絵心がなくても気になる絵があったことはうれしいものだ。
次回の愉しみができた。

それにしても、題名の意図するところがわからない絵もあった。
作者の心は読めない。自分に読む力がないだけかもな。
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リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展

ヨ-ロッパの王国、公国の美術展はすごい。
今回はリヒテンシュタイン侯爵家の至宝展をみた。
ところでリヒィテンシュタイン公国とはどこ?。

その国の王様が統治するのが王国、貴族が統治する国が
公国(侯国)というのだそうだ。
オーストリアとスイスの国境にある小さな国である。
全長約二十五KM、人口三千八百万人の国。
日本の小豆島の大きさで、世界で六番目に小さい国という。
もとは、中世を支配した帝国ハプスブルグ家の流れを組む。
先日、そのハプスブルグ家の収集した美術、調度品をみてきた。
六百年にわたる歴史の品々である。
このリヒテンシュタイン公国も建国から三百年。
日本では江戸幕府ができ約十五年後の頃にこの国が誕生したのだ。

今回の展示品は、侯爵家の生活を描いた絵画、宗教・神話を題材
にした絵画、有田焼、古伊万里焼きなどの交流があった調度品の数々
当時の歴史を物語るとされる自然の風景やリヒテンシュタイン家が
好んだ花の絵などが展示されている。(写真、ポスターより)
オーストリアやスイスの狭間で戦争に巻き込まれながら
侯国の至宝が守られてきた。

最近では豊かで美しい国のひとつと称され、旅行者も増えているという。
国土の大半が山、侯爵みずからの銀行経営などの第三次産業で
国の運営をしているそうだ。
小さな国の至宝は美術品もさることながら、もっと魅力ある
何かがあるのかもしれないな。
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浅草演芸ホール

これまでも何回か落語などを観に出かけたことはある。
何ケ月前にチケットを買って行く。
大きなホールでなく、もっと気軽にお笑いや演芸を覗いてみたい。

そんなことから、浅草の演芸ホールにでかけた。
昼と夜の部の二部構成でいつ入ってもでてもいい。
事前に出演者の予定をみて、人気のある芸人がいると
立ち見もでることもあると盛況なのだそうだ。
昼の部は十一時四十分から始まり、午後16時三〇分頃まで。
途中、中入りがあるが総勢十九人の芸人さんたちが出演する。

落語、漫談、漫才、曲芸、講談、バオオリン漫談、紙切り、
俗曲(小唄、三味線、踊り)などをみることができた。
よくテレビで見かけるナイツやねづっちも登場した。
とにかく都内だけで約六百人ほどの芸人さんがいるというから
通い詰めればごひいきになりたい芸人さんにも出会える
かもしれない。入れ替えで夜の部まで観ると、三十六人の
芸人さんに芸を観られるのだが、そんなお客はいるだろうか。
ツアーで観戦するお客さんもいるし、仕事帰りにチョット
よってみるかなんてお客さんもいるのだろう。
とにかく、客席は満員でお客さんと一体感があり
顔の表情や仕草が目の前でみられるからより一層面白い。
五時間近く座っているから尻がいたい。

隣り合わせに東洋館というお笑い演芸館もあり、そちらも
開演前に長い行列、笑う門に福来たるか、大した人気だ。
電車賃かけても今度は違う小屋を覗いてみたいものだ。
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立春のウドと白いちご

節分の翌日は立春だ。
季節の変わり目で春の始まりというので
そんな感じがするかと近くの川沿いを歩いた。

中国から伝わった二十四節気は農事作業の目印を
示したとされるが、立春もそのひとつ。
実際の季節感とは違うもので、春の始まりだといっても
その匂いが感じられるのは、ずーと先のことだ。
でも、時折吹く風は冷たく冬のようで、雲間から射す陽は暖かい。
これから、雨水、啓蟄、春分そして連休前後の夏至に向けて
季節感が味わえる。

さて、季節を感じる食べ物を探しに道の駅による。
白くて長いウド(軟白うど)がある。
フキノトウもある。たらの芽もあった。
春の山菜には間違いないが、どうも旬を感じない。
とりあえず、軟白ウドと白いちご(ミルキーベリー)と
とちおとめの小さい詰め合わせパックを買った。
白いイチゴは生産量も少なく、売られている店も限られている。
勿論、ウドは今年初物だが食べたいと思っていたものである。

やまウド(春ウド)はまだ先だが、軟白うど(寒ウド)なら
比較的あくも少なく食べやすい。
葉の部分は天ぷらに、茎は皮をむき酢味噌和えに、
皮は人参ときんぴらにした。そのままでも食べられる。
三品とも少量で小人数の家族には適量であるかも。
もともと、うどは大量を食するものでもないが、
薬にも使われるし、整腸作用にもいいとされる。

川べりで春の山菜はみつけられなかったが、その匂いを
感じることができた。
そして、いちご王国県にいながら食べたことがない
白いイチゴも食した。まさに春の始まりであった。








おきあがりこぼしとバーバパパ

福島の大内宿に行った際、会津若松市でおきあがりこぼしを
購入した。会津地方の郷土玩具だそうで、その日は十日市で
多くの屋台がでて、おきあがりこぼしを買う人が多いと聞いた。

屋台の前にたくさんのおきあがりこぼしをまいて、ちゃんと
起き上がるものだけを拾い買うというのだ。
時間なくその市にはいけなかったが、お土産店で買った。
そこでも、起き上がるかどうかをみる特別皿もあり
一度試してからいい物だけを選んで買うというもの。
しかも、その数は家族の分+1個余分に買うのがよいとされる。
自分の家族、娘の家族分にそれぞれ一個余分に買った。
スット起き上げるものだけを選んだつもりだったが、
起き上がり方のスピードが大分違うようだ。
でも、起き上がれないこぼしはなかった。
種類は様々あるようで、東北大地震の際は世界とのコラボイベントもあり
有名なところでは、「バーバパパ」という絵本とのコラボもあり
バーバパパのおきあがりこぼしの絵付けは会津の職人さんだそうだ。
(写真上がバーバパパのおきあがりこぼし)

この絵本、妻と娘はよく知っていたが、私は知らなかった。
諦めない気持ち七転八起、夢や希望を持ち続けて欲しいものだ。

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節分 柊鰯(ヒイラギイワシ)

節分には小さな声で豆をまく。
昔は玄関に柊の枝に鰯の頭を刺したもの飾っていた。
スーパーの節分グッズの中に柊の枝も登場した。

柊鰯の風習は西日本だという。
魔除けの一つで、柊の葉は棘があり鬼が嫌う。
鰯の頭も焼いた臭いを鬼が好まないということで
邪気を払うと言われているらしい(写真)。
もっとも豆まきの風習は掛け声一つでも各地で違うともされ
鬼は外、福は内の声も聞くことが少なくなった。

さて、今回の節分は、柊の枝を買い鰯の頭を差し玄関に飾った。
昔は庭に柊の木があった気がしたな。
豆まきの小さい声だけでは鬼が入るとも限らない。
この魔除けを飾り、今年の邪気払いをする。
私にとっては風流な。

しかし、伝統的なイベントに使う食べ物やグツズが年々派手になるな。
大豆も落花生に、鬼のお面、柊の木、鰯も大きさ様々タラの棍棒、
郷土食しもつかれの材料(シャケの頭、酒かす、鬼下ろし)と
陳列棚が変わって、恵方巻の数々、今年はハーフが人気だという。
とにかく、恵方巻の廃棄処分が社会問題にまで。

郷愁回帰、年寄だけの現象かな。
豆まきやった、恵方巻食べた。やらない、知らない子供たちも
多いと聞く。幸せや健康を願わない家族はいないのに。
季節やその地の風習は子供たちにも受け継ぎたいものだ。

知らない、やらなかった親が増えているのだろうな
食が細くなった年寄にはハーフでも多いくらい。
西南西を向いて美味しくいだだく。
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歯が抜けたよ

数週間前、五歳の孫の前歯二本がグラグラして
新しい歯がでてきたと見せてくれた。
なんとなく気になるのだろう、しきりに触っている。

知らないうちに抜けるからあんまりさわらないようにと
言った翌日、ママから歯が抜けたよとラインが入った。
これから、どんどん新しい大人の歯に生え変わることだろう。

自分の子供たちの歯の生え変わりの記憶がないのだが
下の歯は屋根に上の歯は床下に投げるとの記憶だけは残る。
自分もそのように処置した憶えは残っているな。
丁度六歳頃から順次歯が抜け替わり小学生頃まで続くらしい。
総本数二十本、そんなに抜けたかなと、でも痛い思いはしていないな。
住居環境も変わり、抜けた歯を上に、下に投げることもできない。
最近では、記念に抜けた歯を保存するグツズもあるというし、
その歯を医学的な治療に役立てる術もあるらしい。
さて、孫たちの乳歯はどうするのだろうか。

孫の成長は、お宮詣りとか、七五三とか運動会とかのお決まり
イベントに思い出が集まりやすい。
笑う、怒る、喜ぶ、大泣きする、転んでけがをする
そして歯が抜けるなどの日常の仕草の変化に成長を
みることができるものだな。
最近では発する言葉に驚くばかりだ。

年寄は何かをなくすとそれっきりだが、子供は新しいものが
どんどんでてくるからいいものだ。
私の歯は二本欠けて、部分入れ歯にしたがすぐ外れて
ほとんど使っていない。
生え変わって欲しいものだ。











マスクがない

コロナウイルスの感染で脅威がひろがっている。
政府がチャーター機で邦人を帰国させることが
決まった頃からマスクの争奪が始まった。

その前からも春節で訪日の中国観光客がマスクを大量に
買っている情報も報道されていたのだが。
まさか都心から離れた地方のドラッグストアから
ここ数日で棚が空っぽになるとは考えてもいなかった。
幸い我が家では、日常からマスクは常備品としていたので
急に困ることはないのだが。
帰宅した妻が「マスクが店から消えた」と一声。
まだBストアにはあるらしいという。
翌日、そのストアを訪れたが、箱売りの棚は空っぽだった。
近隣には大型ドラッグストアが四軒あるがどこにもない。

情報は早い。それにつられ人の行動も早い。
買えた人の安心感、買えなかった人の不安、いくばくか。
情報伝達の速さと動きに驚くばかりだ。
勿論、マスクが全然ないわけでなく、箱詰めマスクの商品だけがなく
子供用や特殊な数枚入りのマスクはあるのだ。
心配が故に行動に走ることは多いのは常だが、防衛策は
マスクだけではない。人混みはできるだけ避けるとか
手洗い、うがい、アルコール消毒の勧めがクローズアップされた。
もともと、スーパーや老人ホーム、劇場など人が集まる場所には
アルコール消毒スプレーが常備されている。
急に新たな対策の必要性がでたわけでもないのだが‥。

過剰なまでの報道、過剰なまでの心配感が群衆心理を煽る。
やっと全世界に異常事態宣言がだされた。
見えない敵との闘いは早ければ早いほどがいいのだが
今回の対応はどうだったのか。

二月初旬、浅草でお笑いを観る計画を中止した。
早く収束の見通しが立つことを望むばかりだ。