かっけし

地域のお薦めウオーキングマップをみていたら
「かっけし」という名所が飛び込んできた。
幸い、自宅から車で二十分くらいのところで近い。

県の中央付近を流れる川のひとつに鬼怒川がある。
江戸時代には舟運が盛んで多くの河岸があった。
石井河岸もそのひとつで、宇都宮氏の重要な河岸だったとされる。
その石井河岸跡に、奇妙な形の堤防が連なる。
三角錐に組みあげた水防具である(写真)
地元では「かっけし」とよんでいるものだ。

山梨の戦国武将、武田信玄が考案した「水制防具」がある。
水制とは水の勢いから川岸の浸食をさけたり水害を防ぐ施設のことだ。
甲府盆地の釜無川と御勅使川の合流部にある「信玄堤」は有名だ。
武田信玄と宇都宮氏は親交があって、この「かっけし」とよばれる
ものを造ったらしい。
一段高い土手にはさくら堤まであり、信玄堤のようにも思える。
この場所を名所にしようと地域の方も奮闘している。

近くには石井河岸菊池記念資料館もあり、江戸時代の舟運の様子を
知ることもできる。宇都宮城近辺には七ツの河岸があったが
今は面影もなく、資料として残されているのはここだけだ。

昨年は中小河川が氾濫し多くの水害被害があった。
水量計で危険を知らせることも大切だが、「かっけし」のような考え方、
自然の力を利用した水防は、小中河川には使えるかもな。
IMG_4390.JPG



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