スケッチブックをみたら

定年になる前から、水彩画、油絵、ペン画、レタリングなど
描くことへの興味もあり、手を染めたことがある。
結局、長続きせず当時のスケッチブックが残っているのだ。

腕前??、見せられるものでもないが、スキャンしたり写真で撮り
デジタルで残しておこうと、整理を始めた。
それらをある写真の投稿ソフトでまとめたら、写真と違う印象のものが
できて、これ幸い、時々、水彩画シリーズでまとめるといいと思い始めた。

どうして水彩画をはじめたかというと、気に入らないところがあれば
描かなければいいからだ。
写真はそのまま写るので、なかな切り取れない。
写真をスケッチするときもあり、その時、不要ならその部分
描かなければいいのだ。単純なことなのだ。
でもそれ以上に透明感のある色合いがなんとも言えない。
これまでに風景しか描いていないが、空や木々の描き方がいまいちだ。
水彩画展にも顔を出すことがるが、観るたびに自分の絵にガッカリする。

でもスケッチブックをめくってみると、ヘタなりに絵になるからいい。
額に入れるとまた雰囲気が違うから不思議だ。
尤も、自分で描いたからでもあるな。
始めたころは、現地で描いていたが、今はほとんど旅行などの写真を題材にする。
昔の同僚がいつの間にか上達し、展覧会でも賞をとるくらいになった。
今までせいぜい大きくても六号程度、それより小さいものがほとんど。
ある時、もっと大きな絵を描けといわれ、十号の用紙を用意した。
ところが、一枚も描かず仕舞い買ったままの状態ででてきた。
大きな絵、飾るスペースもない。時間も絵具も大変と言い訳をさがしてきたのだ。

今回、改めて初期のころのスケッチなどをみていると、
いろいろと試し試しで描いていたことが蘇る。
好きな写真だって、何百枚も撮っても、いいと思うのはほんの数枚だ。
それに比べれば、もっとたくさん描いて、大きなものに挑戦することも
やる価値がある。意欲があればだが‥。

まだまだ自分の画風というか好きな手法というか定まっていない。
今年中には十号作品を描いてみたいものだな。