黄ぶなとアマビエ

コロナ禍で、なんとかこの疫病と闘おうと
昔の人が考えた信仰伝説が人気を博している。
黄ぶな伝説もその一つだ。

亡立松和平さんが黄ぶな伝説を聞いて「黄ぶな物語」を書いた。
自然破壊が進む世に警鐘を鳴らした作品でもある。
図書館でその読み聞かせをユーチューブにアップした。
山の木を伐り、たんぼをつくり人々は幸せを掴むと更に欲がでて
自然を破壊していく。そこに、疫病がでて多くの人が亡くなった。
昔から住む仙人みたいな老人に教えを請いだ。
老人のいるそばには川が流れ、黄色の鮒が泳いでいた。
教えを請うことができなかったが、その黄ぶなをみて悟った。
これからむやみに山の木を切ることをやめよう。
切ったら新しい苗を植えようと決心したそうだ。

ここからが、読み聞かせにはないのだが、宇都宮に天然痘が流行した時、
田川に棲む黄色のふなを病人に食べさせたら直った。
貴重な魚なので獲れない、そこで、張り子にして軒先に飾り
無病息災を願うようになったという話だ。

熊本県の「アマエビ」も同様に、コロナ禍の終息を願い登場した。
江戸後期の瓦版に、海中から奇妙な光を放し、豊作や疫病の予言を
したとされる妖怪がいた。マスメデイアにも取り上げられ、
お守りとして様々なイラストもでてブームにもなっている。
伝説には信仰的な精神文化があるものだな。

黄ぶなの張り子は 作り方を体験することもできる。
黄ぶな弁当も宇都宮駅に登場した。
伝説をあたらめて読んだり聞いたりするのもいいことだ。
目に見えない敵と戦うには、自粛生活や生活様式を変えることも
大切なのだが、何か精神的なよりどころが欲しいということだろうか。

もう、しばらく、しばらく我慢だな。



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