ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ

あらためて絵本を読んでみると
なるほどと思うことがある。同時に
どうしてこんなに感性が豊かなのだろうと思う。

いわむろかずおさんという絵本作家の美術館にいった。
何度も足は運んでいるのだが,今回は,絵本ができるまでの
過程をのぞけるというのででかけてみた。
「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」ができるまで
どんな考えで,どのように創りあげてきたかという,
作家自身の思いやスケッチの数々をみた。
実は,この本は自宅にもあって今まで気がつかなった。

八溝山地を走る真岡線からイメージをつくったもので
「空想」する愉しみを問いかけている。
作者が電車に乗ってるといつの間にか乗客がいなくなった。
そのうち,栃木弁を話す野ネズミ,イノシシ,チャボ,クマが
乗り込んできて,世間話を始めるのだ。
今の世を動物たちがどう考えているのか
それも栃木弁で話をしている。

ストーリーや登場する動物たちのキャストも面白いのだが
この絵本をつくるまでの,スケッチや情景の微細な表現が
作者のスケッチの積み重ねで描かれているのだ。
単に空想といえ,実物の描写があるからこそ
迫力のある絵本になっているのだろ思う。

いわむらさんは,こどもたちにそのままの自然に触れ合うことを
提唱し作家活動以外にも運動をしている方と聞いた。
子供たちに「空想」の愉しみを勧めている。
いわむらさん自身も,空想をずーと実践しているのだろうな。
そういえば,赤毛のアンも空想の大好きな子だった。



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