篠山紀信の写真力

篠山紀信さんの写真展に足を運んだ。
これまでのポートレートの中から
百二十点が展示されていた。

私もカメラを持つ身、若いころから篠山紀信さんの
人間を撮る激しさを素人ながらに感じていたこともある。
今回は五ツの分野で構成されていて、まずは「鬼籍に入られた人々」
では、渥美清さん、三島由紀夫さん、勝新太郎さん、森光子さんが
激写されていて、その迫力に圧倒される。次は歌舞伎の世界を表現した
作品群で[異次元に連れ出す世界]と称した。中村勘九郎、市川海老蔵など
歌舞伎界の大御所のポートレートだ。
次が、[すべての人々に知られる有名人]の顔が並びスターと称した。
懐かしい顔もあれば今の有名人の顔もある。
次が、ボデイと称し、[裸の肉体、美とエロスとの闘い]である。
浅丘ルリ子はじめ大相撲の世界が並ぶ。
そして最後は二千十一年の東日本大震災で被災された人々を
撮った[アクシデント]と称したエリアだ。被災現状の写真でなく
そこに住んでいた人々のポートレートだ。どんなことを考えて
いたのか、表情から悲しみやら希望やら生命力が感じ取れる。
一枚の写真から世相や人生が見え隠れする、まさに写真の力だ。

とにかく写真の数の多さやジャンルの多様さにはただ驚くばかりだ。
人の姿には周りの光の処理が大切だ。
大型パネルにそのライテイングのすごさを感じた展覧会でもあった。

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