お食い初め

今年五月に生まれた孫のお食い初めがあった。
孫の成長は愉しいものだ。
今年は、食事前の儀式の説明書がついていた。

会食する参加者の最長老が抱っこしてとある。
最長老の私が孫を抱き、参加者全員がごはん、汁物、魚など
口に運ぶ真似事をするのだ。
最後に、二ツの小石に箸先をトントンして口にあてる。
食べ物に困らないよう、丈夫な歯になって何でも食べるように願うものだ。
勿論、好き嫌いもなく親の願いだ。
飽食時代、キライな物があっても別に困らないが、好き嫌いなく
食べて欲しいものだ。

実母が今年九十九歳になる。
なんでも美味しく食べて好き嫌いはないという。
自分の口から入れるから、健康でいられると職員の方がいつもいう。
孫たちも苦手な食べ物はあるが、幼稚園、小学校に行けば
キライな食べ物もみんなと同じようにと食べるようになると聞く。

三ケ月の孫もよだれがでてきた。いよいよよだれ掛けをかけるようだな。
今は、スタイというらしい。英語ではない。
英語はベビー、ビビというらしい。
日本では昔からよだれ掛けといっていた。
よだれがでてくるのは、歯がはえる前兆ともいう。
お食い初めの時期にかなうものだな。

頭に白い鉢巻をしているといったら「ヘアーバンド」と返された・
よだれ掛けをスタイというのは馴染みがないから、よだれ掛けでいい。
初めてつけるよだれ掛け、きっと可愛いいのだろうな。










インフルエンザのワクチン

終息の兆しがみえない中、インフルエンザの予防への
備えで、優先順位の方向が決まったようだ。
コロナと症状が似ていることから、今期冬への危機感を抱いている。

自分も高齢者で基礎疾患を持つ身だ。
毎年、早めに予防接種はしているのだが、その後も風邪と
診断される症状がでることもある。
十月に入り、まず高齢者を先に接種するようで、
しつもより二ケ月も早い接種になりそうだ。
六五歳以上はみんな接種しているとおもいきや、対象の半分しか
接種していないようだと聞いた。
体や健康に絶対的な自信があるのかわからないが、今年は違う。
予防に越したことはない。接種を勧める。

予防接種は 法定で十一種、任意では五種類あるようだ。
法定では二種類が高齢者の対象で、インフルエンザと肺炎球菌だ。
集団感染症への接種はほぼ幼児期、小児期に行う。
体に免疫をつくるために行うものでもある。
ただ、免疫ができていても絶対に発症しないという確証はないのだ。
重症化するリスクはすくないものの、しているとチョット安心する。

老いたら自分の体を過信しない。
頑健な人もいるが、視力も筋力も体内の抗菌力も劣るものだ。
我慢人生はほどほどにしたいものだな。






孫のおしゃべり

生後三ケ月の孫(女児)のおしゃべりが楽しい。
我が子の時も、孫たちのこの頃のおしゃべりは
意味がわからなくても楽しいものだ。

あ~う~、表情も変えて、笑って実に楽しい。
首もまだ赤べこみたいだが、もうじき座るだろう。
何を話したいのか、何が楽しいのか、感情が出てきている。
コロナ禍で孫たちと会う機会が多く、日増しに変化する姿に
愉しくなるジジババだ。

六才になったばかりの孫は、仏壇のチンを鳴らすと
大笑いをしてゲラゲラと声が止まらない。
何が面白いのか、チ~ンという音に反応したのには
間違いないが、意味は分からない。
もちろん、本人も知らないだろうが、その声の録音が残る。

赤ちゃんや小児が周りを認識する様子は様々だが
明るい方に顔を向ける、お兄ちゃんが遊んでいると落ち着く。
目を見て変顔をすると、笑う時もある。
何故か泣きそうな顔をするなどなど。
周りに少しずつ反応してくる。
アルバムをみると、当時の様子が蘇る。

生後三ケ月の孫も、もう、お食い初めだ。
全く早いもので、自分の老いも、コロナ禍も一瞬忘れ
おしゃべりに付き合う毎日だ。

白黒写真のカラー彩色

最近、白黒写真のカラー化が話題だ。
終戦記念日を迎え、当時の様子を記録した写真が
AI技術でカラーで再現されている。

戦争を語り継ぐ人たちからは、より鮮明に当時の状況が
蘇ってくるというのだ。
確かにモノトーンの世界では記憶の仕方が違うかもしれない。
戦争直後と言えど、空の色は今と変わらない。
土の色もわずかに咲く花の色も、いまと同じだ。
黒く焼け焦げた跡さえ、赤味がかるとまさに戦禍の跡だ。

今のAI技術は様々な分野で世界を支配する勢いで
写真技術の上でも活用の巾が広い。
眼で見たそのままを写真に写し撮るのも全自動、その上
真夏の写真を真冬のようにさえできる。
そんな細工ができるデジタルは嫌いだというフィルムファンもいるが
そのお陰で、古い記録がカラーになったり、記憶の世界が色付けにより
正真正銘の記録としてよみがえる。

モノクロ写真をよく撮った小生にとり、これらの写真が
カラー化されたら、どんな記憶が蘇るのかわくわくするものだ。
今は、研究室の作業の結果として活用されているが
普通の人でもできるようになるのだろうか。
それにしても、戦禍のあとの写真は色がつくことで生々しいな。



カマキリとセミ

お盆もあけて残暑が厳しい時期がきた。
羽ばたきの音がするので、花みずきの木を見上げたら
オオカマキリがアブラゼミを捕獲している。

小さな昆虫は食べると聞いていたカマキリだが、
まさかアブラゼミを捕獲しているとは。
しばらく様子を見ていたが、アブラゼミも必死にもがいている。
約二時間後、カマキリにぶらりと下がるセミがいた。
昨年はセミの脱皮を目撃した。
子どもの頃にも目撃しなかったことが起きるこの頃だ。
できるだけ、発見したら孫たちにも写真をとり見せる。

ところでこのオオカマキリ、緑色や茶色のカミキリを
よく見かける。茂垣に臼茶色の塊があったので
近いうちにオオカマキリがみられると思っていた。
狭い庭でも緑の木々があると結構昆虫などがいるものだ。
夏休み期間、娘が学校からクワガタやカブトなどを一時預かりして
いるのだが、朝になるとカブト、小クワガタ、ババなどが集まる。
甘い匂いにさそわれるのだろう。
カナヘビはすみついているのかと思うくらいよく見かける。
今年は毛虫が繁殖し閉口している。
害虫も含め、少しの緑と木々で小さな世界が見えることもいいものだ。

年寄になると、こんなことでも貴重な発見になるから面白い。
ましてコロナ禍の生活の中、チョットした刺激なのかな。
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絵画鑑賞で県内一周

県の美術館で四十五分で県内一周できる展覧会の
チケットをもらった。
先日、さかなクンの展覧会をみたばかりだが出かけてきた。

コロナ禍の影響で旅への自粛がますます強くなる。
海外へは今年は断念。国内も電車利用や東京経由はしばらく自粛。
となると、「四十五分で県内一周」なるキャッチフレーズがでると
つい出かけたくなるものだ。

県内出身の画家が描いた絵を観ながら、県内の歴史や見どころを
巡るという展覧会だ。
日光、足尾、渡良瀬、那須高原、益子、那須町、宇都宮、足利、
佐野、下都賀などを題材にした絵画が並ぶ。
髙橋由一の東北新道などの古い歴史的絵画もあり、
当時の生活風景が描かれている。
今の景色と大分違うが、後々、歴史的な価値があるものばかりだ。
多少の色彩はあるものの、モノクロトーンの世界が何ともいえないな。

タイトルが「四十五分で県内一周」とあるので、本当かなと
普通のペースで一枚一枚を観ていたら丁度四十五分だった。
これまた偶然か。でも、休まず四十五分間を観るのは結構大変。
それでも、県内は一周できたことになる。
題材になった場所はほとんど行ったことがあり、土地勘はある
ので、数十年前の旅をした感じもしないではない。

今は、外に出なくても、それなりに楽しめる企画も目白押しだ。
でも、自分の足で歩き、目でながめて、感動したい五感旅が早く
できればいいなと願うばかりだ。





国際宇宙ステーションが見えた

去る八月二日、国際宇宙ステーションが肉眼で
本県でもみえるというので南西の空を見上げた。
一本の白い筋、国際宇宙ステーションをしばらく追うことができた。

宇宙ステーションには、JAXAの宇宙実験棟「きぼう」があり
様々な宇宙観測、実験をしているという。
上空四百キロの軌道をまわるといい、明るさも二等星程度というから
肉眼でも十分みえるのだ。
約九十分で地球一周するという。
尤も方向や仰角、天気にも左右されるが意外と機会はおおい。

一度、市民講座の屋外研修でJAXAの見学をした。
地球誕生の秘密を知る上でも貴重な研究が行われていた。
生きている間に結果がわかるわけでもなく、壮大な研究を続けている。
ロマンのある研究施設だった記憶が強い。

住宅地から南西方向に体を向け、それより西に首をむける。
気象予報士の言う通りに体を動かすと、十九時四十五分頃
突然屋根の上に、白い光るものが見えた。
流れ星より遅く、飛行機よりは早く南へ動いている。
しばらく目で追い続けた。
はじめてみた、宇宙ステーションの光る姿だ。

妻と娘と三人で夜空を見上げた。
遠い昔、山奥のキャンプ場で天の川を観た記憶が蘇る。

  


さかなクンのギョ苦楽展

茨城県の笠間日動美術館で、展覧会が開かれているので
見に出かけた。
魚の物知り博士かと思ったら、なんと絵も描くのだ。

小さい頃から魚が好きすぎて、博士になってしまった。
その知識が認められ、あのコスチュームで国会に出席し
水産資源の管理について意見を述べた。
その際、あのハコフグの帽子の着用が異例で認めれたという。
絶滅とされていた「クニマス」を山梨県の西湖で発見したことにも
さかなクンが描いたイラストが大きく貢献したという。
とにかく、魚に関する知識知見は相当なものらしい。
その上、あの甲高い声と説明のわかりやすさが子どもたちにも大人気だ。

さて展覧会は、実物の大きさで描かれたさかなのイラストの迫力がすごい。
カラーもあるが墨で書かれたものも多く、ウロコやらヒレなど
その繊細さがひきたつものばかりだ。
魚の大きさも他の魚と一緒に描かれており、わかりやすい。
作品の撮影もOKで、魚を知って欲しいというさかなクンの想いなのだろう。

マルチに活躍するさかなクンだが、これからどんな魚の世界を
広げてくれるのだろうか愉しみだ。
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土用の二の丑の日

今年の土用丑の日は、久しぶりにウナギを食べた。
家族は誰も食べないので、一人で食べるしかない。
今年は二回、丑の日があり、八月二日は二の丑の日になるという。

丑の日は年四回、立春、立夏、立秋、立冬に当たる前十八日の間
の干支の丑の日をさす。
でも、いつからか熱い盛りの夏の丑の日を指すようになったという。
一の丑は七月二十日頃だったかな。
一人分のうなぎを買って食べた。
本当は長いうなぎを食べたいところだが、栄養価も高く
血糖値管理下の体によくないので遠慮した。
なにもウナギに限らない。疲労を回復できて、「ウ」の付く食べ物なら
何でもいいようだ。
梅干しやキュウリやカボチャなどの瓜科の野菜でも。
普段、低カロリー食品しか口にしないので、
うなぎのかば焼きは特上品に思える。

さて、今年はいつもよりウナギのかば焼きが出回っている気がする。
例年、日本うなぎの稚魚が少なく高嶺の花だったが、
今年は出回っている。でも外来の中国産が多いようだ。
国産うなぎは一串千二百円超えで外来の約二倍もする。
フワフワしていて、一の丑の日に食べたものより格段にうまい。
これでウナギの食べ納めになった。

これからは、今年漬けた梅干しを食べ、夏を乗り切ることにする。





新種いちご「とちあいか」

とちおとめとスカイベリーの間に位置する
イチゴの新種の名前が「とちあいか」に決まった。
いちごの縮図にどう影響するか。

これまでにも開発の情報はあり、「栃木i37号」と呼んでいた。
開発は八年前かららしい。一般栽培にしてから二年目にあたる。
市場にでるまでは長い研究が続くものだ。
今回名前を決めるのに、消費者の声を聴いた。
約八千票の応募の内、二七八〇票あまりが「とちあいか」で
二位の「とちあかり」千八百四十二票を大きく引き離した。
命名の通り、有名ブランドになって欲しいものだ。

開発の狙いは、収量、病気に強い、甘みか酸味かなどの狙いがある。
長くブランドを続けるには、後継をどうするかが研究の主眼になるものだ。
スカイベリーはどちらかというと高級品、「とちおとめ」は主力だが
その後継品ともいわれる「とちあいか」。
栽培農家にとっては、収量や病気に強いというのはありがたいことだ。

コロナの影響で今年は「いちご狩り」ができなかった。
年末、手頃な価格で出回ることを期待したいものだ。




七月は毎日が傘マーク

先日、地方テレビをみていたら「三十三」という
キーワードがあり、何のことかとみていたら
三十三日間、毎日、雨が降ったという数字だ。

どうやら六月後半から雨が降り、予想される梅雨明けまでに
連続雨日が三十五日を超えるだろうという。
自粛もありこんなに降ったのかという印象はないのだが
全国の豪雨被害を聞くにつけ、何でこんなに降るのかと思う。
科学の進歩した現在でも、高気圧や低気圧の位置は変えられない。
地震や土砂崩れ大雨、竜巻、そしてコロナなど、地球はなす術がない。
何か自然界の意図があって警鐘を鳴らしているのかとさえ思う。

どうやら、関東も八月初旬、梅雨明けが宣言されることだろうが
平年の三日遅れで梅雨に入り、約二週間遅れで梅雨明けになりそうだ。
でもそのあとの予想が怖い。
急激に温度があがり、高温湿が続き、残暑も厳しくなるようだ。
マスクも着け続ける危険なリスクもある。熱中症には厳重注意だな。

芭蕉の句に「五月雨やあつめて早し最上川」がある。
大石田付近での発句したものと聞く。その最上川が氾濫し大きな被害がでた。
五月雨は新暦の六月から七月の梅雨。長雨に水量が増える最上川を詠んだ句だ。
二度程、遊覧船に乗ったことがある。
被災された方へお見舞い申し上げます。

ゆったりと流れる穏やかな最上川に戻ることを願うばかりだ。